Keep The Beats!とボク
期限設けないと書けない人のための Advent Calendar 2021 - Adventar の21日目の記事となります。
kabiくんのadvent calendarに参加させていただきます、あわわんという者です。
・kabiくんとの関係性
大学時代の研究室の後輩にあたります。1年しか一緒に居ませんでしたが、楽しい日々を過ごさせていただきました。あの頃が既に懐かしいです。研究室OB会開きたいので、よろしくお願いします。
さて、超ウルトラアルティメットボルケーノ鍵っ子であるkabiくんということもあり、このタイトルで記事を書かせていただきます。
・Keep The Beats!とは
2010年6月30日に発売された、テレビアニメ『Angel Beats!』に登場するガールズバンド・Girls Dead Monsterのアルバムです。最初で最後(現時点では)のアルバムですね。
『Angel Beats!』やGirls Dead Monsterの説明については省きますので、お手数ですが各自で補完してください。
このジャケットデザイン、ボン・ジョヴィの『Keep The Faith』のオマージュと言われています。本家のデザインも4人の手の甲に、中央上部から一人真ん中に手をかざしています。(おそらくボーカルの手?)
以下にAmazonの商品ページの概要文を引用で載せます。
1992年に発表。一時期解散の危機に追い込まれたボン・ジョヴィが約5年ぶりに発表した5thアルバム。タイトルが象徴する様に再び5人のメンバーの信念と絆を確認し、新たなスタートを証明するという点で、制作されたこと自体が大きな意味を持った作品。
全然洋楽とか知らないのでボン・ジョヴィ全然分からないのですが、1991年にメンバー間のトラブルが増えて解散寸前まで陥っていたとの事です。そんな彼らがこのアルバムによって再スタートするという絆を象徴とした作品となっているそうです。
これをGirls Dead Monsterに当てはめたわけですね。
中央上部から一人真ん中に消えかかった手をかざしているのが、岩沢。
残りの4人の手は残ったメンバーですね。右から手を出しているのが手首のアクセサリがついてるのでボーカルのユイと思われます。
いやぁコレだけで涙が2リットル出ますね。
では前情報はこの辺にしておいて、記事の本文へと移りましょう。
・「Keep The Beats!とボク」ってどういうこと?
先に言っておきます。僕はこのアルバムを手元に持っていません。
は??って言わないでください。シバかないでください。一応理由はあります。
ボクにとってKeep The Beats!は特別な存在です。
どう特別かと言いますと、高校時代、大学受験時代に勉強するときは毎回聞いてました。このアルバム、全部で約1時間なので1日8サイクルすればちょうど良さそうですね。(さすがにコレだけをずっと聴いていたわけではないです。。。)
それでも、塾の個室ブースでボールペンを問題用紙が突いてたときに一番耳に入れていた音楽である自信はあります。
なのでこのアルバムを聴くと、あの頃を思い出してしまって物思いに耽ってしまうので日頃から聴かないようにしています。
ここからはアルバムの中で好きな曲をいくつかピックアップし、当時どのような気持ちで聴いていたのかや、今思い返してみてどう聴こえるかを記していこうと思います。
23:50
こちらはアルバムにのみ収録されている曲ですね。この曲はアニソン全体を含めてもボクの中でベスト10に入るくらいには大好きな曲です。
この曲は、同棲してるカップルがバカな喧嘩を繰り返しながらも愛らしく幸せに暮らしてる様を描いています。
この曲をですね、Angel Beats!本編10話を視聴したあとに聴いてしまうと、幸せになったあの二人のifを思い浮かべて泣いてしまうんですよね...。最初に聴いたときは大号泣でした。
『23:50』というタイトルも凄い好きですね。歌詞を全部聞けばタイトルの意味は分かるのですが、このコンセプトの曲にこの無機質な文字というのが凄い沁みます。
今思い返して聴いてみると、この曲の歌詞の文章の直球さが凄まじいですね。韻をほぼ考えずに書きたいことを強引に詰めた感が凄くイイです。「レベル1にして上書いてやろう」の「うわがいてやろう」の無理やり収めた感が不器用でありながらも気持ちよくサウンドが聞こえるのが凄い好きです。不器用ながらも直球で気持ちを音に乗せるのにらしさを感じます。
My Soul,Your Beats! (Gldemo ver.)
OPのユイ歌唱別バージョンですね。こちらは本家とは異なりロックバージョンにアレンジされています。
記憶が確かならユイが本編で初めて歌唱したのはこの曲だったと思います。
本編第4話の冒頭でガルデモの新メンバーとして歌唱力を確かめるために劇中の流れそのままにOPとして差し込まれました。
最初聞いたときビックリしました。当時深夜アニメを見始めたばかりのころでAngel Beats!が5,6作目くらいだったニワカなので何とも言えませんが、とんでもないボーカルが出てきた...となりました。録画で見てたのでOPのところを何度も繰り返して再生してましたね、本編に進まずに。このころからLiSAの歌声に惚れていたのか~と今思うとめちゃくちゃ古参面できますね(適当)。
久しぶりに第4話を見返して聴いてみたのですが、この当時は凄い大人しく落ち着いて歌ってますね(笑)。もっと当時から弾けた歌い方だった記憶がありましたが。
Run with Wolves
こちらはアルバムにのみ収録されている曲ですね。
コレを最初に聴いたとき「ん???」となりました。感覚的な話なんですが、他のアルバム曲と一線があるというか、別なんですよね。
歌詞や音楽がすごい1990年代当時のカッコ良さを体現したような曲でした。
「Every night!」から始まるというだけでもう何か別物だぞ???感が拭えませんでした。そうかそうかこういうのもあるのか、と五郎ちゃん並みの相槌で当時聴いていましたね。
そして別物だと感じていた理由が数年後に判明します。
この曲は麻枝氏が大学時代に結成していたユニット「KIMELLA」で作られたものだったのですね。TM NETWORKに完全にカブれていた時期と言ってますから曲もこう仕上がるわけですね。
一番の宝物 (Yui ver.)
コチラは本編第10話のEDで流れた曲ですね。
この曲は外せません。もう凄いです。泣かずに聴けたことが一度もありません。
Angel Beats!をリアタイしていたころ、ワタシは高校入学したばかりでした。中学校で色々トラブルがあったせいで人間としてどこか心が欠落した状態で過ごしていた中で、このアニメ、この曲に出会い、人生で初めてと言っていいぐらい心を揺さぶられました。ギターの音一つ、ボーカルの声一つ、全てがワタシの身体に入ってきた感覚がありました。波動でそのまま吹っ飛ばされた感覚ですね、人って歌を聴いて映像を見て、ここまで泣けるんだ...と初めて実感した時かもしれません。
この曲を聴いたおかげで、key作品に没頭し、今こうして記事を書いているのかもしれません。
今聴いてしまうと涙で前が見えず記事を書けなくなってしまうため聴いていませんが、何か自分の節目があったときはこの曲を流したいですね。自分の葬式で流すのかな。
それくらい自分の人生に影響を与えた曲です。一度LiSAさんの声で生で聴きたいですね。
・あとがき
今回はこの辺で終了させていただきます。
まだまだ鍵っ子としては未熟者なのでkabi先輩に色々ご教示願い精進していきたいと思います。
あ、ちなみにお話したGirls Dead Monsterがまさかの5年ぶりに新曲を出しました。パチスロ「Angel Beats!」のために書き下ろされた曲なため配信はしないという情報だったのですが、この度販売されることになりました。これで店でクソ台を打たなくても新曲を聴くことが出来るようになりました!!みなさん買いましょう!!
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伝説のTVアニメ「Angel Beats!」が生んだ劇中内バンド『Girls Dead Monster』から5年ぶりの新曲!
P.S. 「たくろう」ってコンビの芸人がめっちゃkabiくんに似てる事に気づいて一人で最近笑ってます。